傷害致死罪による3年の刑を終えて出所してきた三上純一(反町隆史)は、刑務官・南郷正二(山崎努)に誘われて、10年前に起きた殺人事件で死刑判決を受けた樹原(宮藤官九郎)の冤罪を証明すべく、事件の起きた千葉の町へ調査に赴くことに…。 高野和明のミステリ小説を『ココニイルコト』、『ソウル』の長澤雅彦が監督したエンタテインメント作品。事件の真相もさることながら、死刑執行のノウハウを詳細に追うあたりは興味深い。つじつま合わせに作り手が必死になっているといった、ゆとりのなさが感じられるのはマイナスだが、むしろラブストーリーの短いシークエンスに、この監督の本領を改めて見せつけられたような気もする。静の演技に初挑戦の反町の面構えがどんどん映画的になり、名優・山崎と拮抗していくのは良い。(的田也寸志)
原作とは別物。
これは原作とはまったくの別物だね。タイトル詐欺だよ。
デビルマンみたいなもん。……そこまで酷くはないか。
全体的に映画の作りが軽薄。テーマ性やメッセージ性に乏しく、観る者の心にズシリと響くものがない。 反町は頑張っているけど、まだまだトレンディードラマのアイドルタレントといった感が抜けてない。
いかにも駄目な邦画的な作品。
こ、これはっ
だめですね。
原作はめちゃくちゃ面白いとおもったんですけど、やっぱり2時間で収めるために説明が不足しすぎ、あと演技といっても反町が暗すぎてぼそぼそ喋ってなにいってんのか聞き取りづらい。原作はそんなに暗くないだろ!っていってやりたくなりました。映画なんか特に音の強弱の差が大きいので重要な台詞くらい聞こえるようにしてくれって感じです。山崎努も原作の南郷さんに正直あってません。もっと頼りがいのある役者さんにしてほしかったです。ラストも原作無視でハッピーエンドにしちゃってるし。
これは明らかに見る側のことを意識せず作った感じがしてがっかりしました。
でも原作はほんとにいいです。
これでは...
さすがにフジテレビだけあって、B級サスペンスドラマとして観る上では、まあまあの出来、と云ったところか... 原作の重厚なテーマも緻密なストーリー展開も無視して、単に、2時間と云う与えられた時間枠の中で、俳優達が駆け回っているだけ。 これでは、原作者の高野氏にも申し訳ないし、何と云っても「江戸川乱歩賞なんてこんなものか!」と云う誤解を与えてしまいかねないのが許せない。 折角、山崎努、反町隆史、井川比佐志、大杉漣と云った個性派名優を揃えておきながら、それぞれの個性が全く発揮されていないのも残念。 できれば、高野氏自身の脚本で、リメイクしてもらいたい。
フジTVの意欲作
エンターテイメント色の強い作品の多いフジTVにしては骨太の作品を作ったものだと関心した。死刑制度、えん罪などについて考えさせられる。加害者と被害者家族たちの様々な思惑が交錯し、意外な結末を迎えるサスペンス。反町は傷害致死により3年間の服役後出所した内向的な青年、服役時に看守だった山崎とえん罪調査の仕事を一緒にすることになる。これまでのイメージを変える押さえた演技が印象的。特筆すべきは宮迫の死刑囚、犯した罪の後悔と執行を待つ心情を見事に演じ、死刑制度の賛否を問いかける。山崎から母親のことを聞かされるシーンでは涙を禁じえない。クドカンがえん罪による死刑囚を演じているが可もなく不可もなく、ミスキャストか?(こんな死刑囚助けたくならない。by山崎)。 CGにたよらない増願寺は撮影所の天井制限のためか少々立体感に欠けるが、不動明王を含めたセットは素晴らしい。ネタばれになるので書かないがご都合主義でリアルでないと感じる部分もある(ストーリー上仕方ないのかも)。 反町と恋人の顛末は評価の分かれるところだが、私は救われた気がした。未来に希望を持てる暖かいシーンだ。タンポポの押し花(生花でないのでわかりにくいかも)も人間の業の深さを改めて実感させる。傑作とはいえないがその心意気や良し、今後の期待も込めて星4とした。
山崎努様、作品を選んでください。
山崎努がでるのだから大丈夫とおもって観る。山崎努は日本において魅力ある役者。なぜ、かれはこんな映画にでたのか。日本の映画界のレベルの低さを象徴しているようである。ストーリーは複雑すぎる。作り話すぎる。骨格がもっとしっかりした映画に山崎努は出てほしい。今の、日本映画としてはやむを得ないのか。年寄りとしては山崎努はでないでほしかった。いい作品を選んでください。若い頃からのファンとしての感想。安売りしないで。山崎努様。
ポニーキャニオン
元刑務官が明かす死刑のすべて クライマーズ・ハイ (文春文庫)
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