武士の成長と院政 (日本の歴史)



武士の成長と院政 (日本の歴史)
武士の成長と院政 (日本の歴史)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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日本刀の起源は蝦夷の刀にあった

本巻のテーマは、日本の中世社会を生み出した主導勢力である武士という存在が、いつどのようにして登場したのかである。特に興味深かったのは一般の歴史書ではあまり紹介されることのない、武士の戦闘技術にも光をあてていることだ。中世武士の馬を駆けながら長弓と太刀で戦う戦術が、狩猟採集メインの生活を過ごし騎馬にたけていた蝦夷の戦術を継承していること、また蝦夷が使っていた蕨手刀(柄尻が蕨の芽のような形をしている)を改良するなかで、長くて反りのある日本刀独特のフォルムが生まれたということを教えてもらった。
武士の成長と院政

〜 武士の起源、院政の実態など新しい知見を盛り込んだ最新の概説書。たとえば、武士は土地を自衛するために発生したものではなく、国内各地に強制移住させ、管理支配していた帰属蝦夷の騎馬戦術を習得した者たちの中から生じたとするなどの見解が、具体的な例を引きながら語られる。
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 70年代にベストセラーとなった中公版「日本の歴史」全巻(最近再び文庫で刊行されています)を夢中になって購読した身には、30年間の間にここまで進んだかと感慨を抱かせるものがありました。〜



講談社
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